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原因は不仲?方向性の違い?老人にも解散ブーム!

こんにちわ。

 

青森県の地方新聞である東奥日報で「老人クラブ次々解散」という記事を見ました。

 

「解散」と聞くとミュージシャンやアイドルのグループが「方向性の違い」「不仲」などの理由で団体としての活動を終えてしまうケースがありますが・・

なぜ老人クラブにまで解散ブームが訪れているんでしょうか?

 

老人クラブとは

 

老人クラブとは簡単に言うと60歳以上の高齢者向け団体で、仕事からリタイヤした後の生活に意義を見いだせるよう「仲間作り」「健康作り」「学習」などを共有する集まりです。

文字通りクラブ活動のノリに近いのかも知れません。

老人会 - Wikipedia

 

仕事や子育てから開放された後に気が抜けて一気に老け込んだり、やる事が無くなって抜け殻のようになってしまったり。そんな高齢者を増やさない意味でも老人クラブの果たす役割というのは需要があるように思えます。

 

そんな老人クラブ青森県内だけでもここ5年間で180ものクラブが解散、1万人の会員が減っているそうなんです。

その原因は・・・

 

1・リタイヤしない、できない人が増えている

 

考えられる原因の一つ目は入会資格を迎える60歳になってもリタイヤしない・できない人が増えていること。

 

年金の受給年齢が上がったり少子化が影響し、定年年齢を引き上げる企業が増えています。60歳で退職しても年金が貰えないのであれば、労働者も当然雇って貰える限りは働こうという方が増えますよね。

 

入会資格年齢に達しても現役バリバリで働いている為、クラブに参加する時間的な余裕が無いんです。

 

2・まだ年寄りじゃない!

 

二つ目の理由は「老人クラブ」という名称に対しての拒否感。

 

これは自分も30代になって良く分かったことですが、オッサンだから・・と自嘲するものの若者からオッサン扱いはやっぱり嫌なんですよ(笑)なんとなく。

 

おそらく60代の方々も自分が老人・高齢者であると自覚して自称しているとしても、「老人」というカテゴリーにあからさまに含まれることに抵抗があるのだと思います。

 

この主な2つの理由から「老人クラブ」には次代を担う新メンバーの加入がほとんどありません。

参加者の多くが80代という超ベテランメンバーで活動を続けるしかないのです。

 

3・ベテランメンバーの脱退・卒業・・

 

ベテランのみで頑張ろうと活動を続ける「老人クラブ」ですが、その次に訪れる問題はそのベテラン達の脱退・卒業です。

 

日本の平均寿命は約84歳。

 

悲しい話ですが活動に参加できないほど健康状態が悪化してしまったり、天寿を迎えるメンバーが増えてくるのです。

 

一人、また一人と老人クラブの参加者は減っていきます。

 

音楽グループであればSuperfly・オリジナルラブMy Little Loverなど一人になっても活動を続けるグループがありますが、「老人クラブ」は複数人が集っているからこそ存在の意義があるグループ。

 

クラブの参加人数が存在意義が確立されるラインを下回り、東奥日報で報じている青森県だけではなく全国の老人クラブが次々と解散しているのです。

 

4・「老人クラブ」は必要ないのか

 

冒頭に書いたとおり、「仲間作り」「健康作り」「学習」を目的にしてリタイヤ後の生活に張りを出そうという老人クラブの目的は非常に意味のあるものだと思います。

 

ただ、老人クラブの既存の活動スタイルが古くなってしまったのだと思います。

 

これからはPC・スマホに慣れた高齢者がどんどん増えてくるので、こういった層に受け入れられやすいSNSだったりネットコミュニティが発展するなど、「老人クラブ」という名称は無くなったとしても思想や意義を引き継いでくれる何かが生まれてくると良いなと考えています。

 

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出来れば「老人向け」という部分を過剰にフューチャーせず、趣味や孫の話題などで集まれれば高齢者も受け入れやすいのかも知れませんね。

 

今回も閲覧ありがとうございました。

また、次回もよろしくお願いします。

 

 

 

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