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薬屋さんが書くブログ

北海道地震と共感疲労

こんにちは。

 

今日9月6日未明に発生した北海道地震の被害が次々と報道され、SNSなどでも災害時の注意喚起事項の拡散や心配の声が多く上がっていますね。

 

被害に遭われた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

今年は大雨による水害、つい何日か前の関西空港のニュースを始めとする台風被害など各地で大規模な自然災害が発生しておりますが、当該地域以外に住む者の気持ちの有り様について書いてみました。

 

東日本大震災の折に宮城県で被災した経験から感じたことも併記します。

 

テレビやインターネットでこうした災害が広く報じられると

 

「現地ではこんな大変なことが起こっている」

「被災した人はこんな状態でどんな気持ちで・・」

 

と被災した側の気持ちを汲もうとして心を痛める方も多いと思います。

 

他者の立場になり物事を考えられる優しさや感受性は悪いことではありません。

 

ただ、過度に共感しすぎたその想いが必ずしも被災地域のためになるものではないこともどうか考えてみて下さい。

 

共感の想いが強すぎる人の中には急性ストレス障害に陥ったり不眠やうつ病を患う方もいらっしゃるそうです。

 

体調を崩して通常の日常生活であなたが行うはずだった経済活動の損失、通院することで発生する国が負担する医療費などを考えると、良くない言い方をすれば足を引っ張っているとも言えるでしょう。

 

僕が東日本大震災の際、通信状況が一部回復して共感疲労や全国的な自粛ムードを知った時は率直に「そんなことはしなくていい」と感じていました。

 

勿論、沢山の支援や励ましの声が届くことにはとても大きな感謝の気持ちがありました。ただ、それは支援や励ましを下さる方々が余力で出来る範囲で良いのです。

 

個人的なことで言えば、被災中一番元気づけられたことは少ないながらも災害とは全く関係のないゆるいバラエティーや全く関係のない話題で盛り上がる掲示板の書き込みなどです。

 

被災地域はドン底だけど、他の地域には「日常」があり「余裕」がある。それなら支援も期待できるし復興もそんなに待たなくて良いかもなという希望が持てました。

それは進捗のない復興状況を心痛な表情で伝える報道や「大変ですね。大丈夫ですか?」という言葉よりも有難く、「大丈夫だよ。」というメッセージとして捉えることが出来ました。

 

共感して一緒に不安がり苦しまれるより、「大丈夫、心配するなよ。」が被災している方々にかけるべき言葉や気持ちではないでしょうか。

被災地域以外の社会や人が日常を保つことも僕は支援の一つだと思っています。

 

 

本日も閲覧頂きありがとうございました。

また、次回もよろしくお願いします。

 

【本記事について】

SNSなどでの注意喚起は大事なことと考えていますのでこれを否定する内容ではありません。

※被災地域にご家族やお知り合いの居る方の気持ち及びお仕事などに甚大な影響のある方は本記事の内容が当て嵌るものでは無いと思っております。

ご覧になって不快に感じる箇所がございましたら心よりお詫び申し上げます。